Category: 北欧


木工職人を訪問

8月 1st, 2010 — 9:56pm

nokka 先日,通り道すがら,友人の木工職人の工房にふらっと立ち寄りました。アポなしで,日没前の貴重な作業時間に訪問してしまって申し訳ないなあと思いながらでしたが,作業中の手を止めて快く話をしてくれました。
真っ黒に日焼けした笑顔が素敵でした。

彼には,我が家のデスクを作ってもらいました。そのシンプルさが大変気に入っています。
お世辞でもなく,家の中で,そのデスクが置かれているところには,自然とそこに人が集まり,場合によっては,取り合いになり,時には勉強したり,何かを作るときの作業台になったり,思考を巡らす場になったりと,我が家の貴重な活動の場所となっています。
いつも,彼の話には,自分や他人を卑下したり,後ろ向きな思考になったり,といった事がありません。常に前向きで積極的で,笑顔が溢れています。
人としての信頼感,目標に向かうひたむきさ,北欧など寒い国々で培われたセンスなど,彼のもの作りにかける情熱と人間味に触れていつも元気をもらっています。
感謝しています。

こうした一生懸命に取り組んでいる人々を応援していきたいなあと思うのでした。

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ダーラナホースのチョコレート

11月 21st, 2009 — 12:51am

ダーラナホースチョコ

スウェーデンの伝統的民芸品ダーラナホースの形のチョコレート。かわいい。
手に乗せただけで溶けるのが難点。でもそれもまた良し。

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スウェーデンの経済成長と高負担を探る良い番組

8月 3rd, 2009 — 11:41pm

uppsala

テレビ朝日の「スーパーモーニング」のスウェーデン特集
スウェーデン的生活日記 / My Diary of Swedish Life:テレ朝スウェーデン特集(その5)
こちらのサイトには番組内容の要約も掲載されておりすばらしい。

北欧の事を調べれば調べるほど,その良くできた社会システムに驚嘆せずにはいられない。
番組の中でも出てくるが,
「女性にも働いてほしいから,働くための障害を取り除く」
「教育は良質の投資→教育費は大学も全て無料」
政策に意志を感じるとはまさにこのこと。
国民がこうなった方がよいからとビジョンが提示され,そのための政策が実行され,国民が納得して納税する。そして,国民が自ら決めた政治家に信頼を置く。この良いサイクルが循環している。
番組中に出てくる提言やレポート内容の中で,最も共感するのは「高い教育」ということ。
高いレベルで物事を考えられる人たち(国民全体)がいてこそ,長期ビジョンにたった議論ができるのだろう。
教育は投資。

さて,政治の季節。
よく,日本の街角レポートで「政治家には○○をきちんとやってもらいものだ」といったコメントを見るが,その意識を変えていく必要があるのだろう。
「○○をきちんとやれる政治家に投票するよ」という風に。
さらには「○○やれる政治家がいないから自分が出るよ」くらいまで。
不完全ながらも出ているマニフェストをよく読み,検討し,投票したいものだ。
日本の今後を決めるのは自分たちなのだ。政治家ではない。
(脱線:ボートマッチは便利)

スウェーデンの高いレベルのデザインはこうした高い意識の社会から自然ににじみ出るものと言ってもいいのかもしれない。
かっこいいスタイルを求めているだけではなく,理想の社会を作るためのツールとしての必然性から生まれてきたのだろうと感じる。

北欧には,これからの長い人生恐らく少なくとももう1回は行くだろうし,何回も行くかもしれない。いや,行きたい。
死に場所として選ぶのかもしれない。

もっと北欧の国々の社会のしくみについて学んでみたい。

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北欧文庫

6月 15th, 2009 — 11:37pm

ここ数年,北欧の本をいろいろ買ったり借りたりして読んでいる。買った本もずいぶんとたまってきてちょっとした量になってきた。学級文庫くらいの量。北欧の社会性とか,デザインとかの波長が合う。

自分が行った町では,帯広,酒田,鶴岡,鎌倉,がこのあたりに近い波長を持っていると感じる。あと,行ったことはないけれど,予想では富山,金沢も近そうだ。有機的な人の輪があるというか,何とも言えない根本的な発想の豊かさを感じる。文化性の高さやチャレンジ精神旺盛なところだろうか。

それにしても我が家は本が多い。全体を見れば「文庫って言うレベルじゃねーぞ!」ってことになるんだろうなあ。
さて,また気合い入れて処分するかなあ。
まとまりのない話。

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【本】北欧のノーマライゼーション

4月 13th, 2009 — 2:11am

「北欧のノーマライゼーション エイジレス社会の暮らしと住まいを訪ねて」
田中一正 (著)
TOTO出版

sweden_denmark_normalization1

「北欧の福祉」に関する精神性,その実現のための努力,そして実際が記されている。筆者も文中で述べているように短期滞在の中での調査なので一側面を捕らえただけなのかもしれないが,日本の将来を考えるひとつの手本として考える材料が多く提示されている。
スウェーデンやデンマークでは,人間の1人1人が若者や老人,男女の違いなく,生活を楽しんでいる。
年老いてこそ,人生を楽しむことに誇りを持っている。
文中に写真も多く,ビジュアル的にも把握しやすい。純粋に,デザインを見ているだけでも楽しい。
グループホームの写真は,説得力が高い。
日本でのいわゆる「北欧デザイン」がなされたグループホームが,街の形成と共に成り立っていて,そこの老人に心の奥からの笑顔がある。日本にいる我々は,それを社会制度も何もが違う国の事と突き放すのではなく,その深いところから何かを学ぶ時が来ているのではないだろうか。
そんなことをこの本は伝えてくれる。

物質的所有による豊かさは,あくまで副次的なものでしかないというのが自分自身の持論。北欧の人々の,真の豊かさを追求する精神性は,日本に多くある「物質主義」とは議論の土台が違う感じがする。
北欧の人々の多くが,高い精神性で高いレベルの議論をしている。結果,良質のサービス,良質の住宅,良質の物が生まれる。
先日スウェーデンとデンマークにに行った際に,現地でお話をさせてもらった人も,そういうことを言っていた。
根本は教育の質にあると強く思う今日この頃。
ちなみに,
1人あたりのGDP(名目)は,
スウェーデン:$49,603
デンマーク:$57,137
日本:$34,296
(2007年JETROデータ)

経済変動が起きる前の年の数字なので,現在は変動はあるだろうが,北欧も日本もそれぞれ下がっているはずなので,相対比はさほど変わっていないのではないかと思う。(最新数字はまだ出ていないけれど,むしろ日本の落ち込み幅が大きいはず)
この数字を見ると,多くのことを考えずにはいられないのです。

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