テレビ朝日の「スーパーモーニング」のスウェーデン特集
スウェーデン的生活日記 / My Diary of Swedish Life:テレ朝スウェーデン特集(その5)
こちらのサイトには番組内容の要約も掲載されておりすばらしい。
北欧の事を調べれば調べるほど,その良くできた社会システムに驚嘆せずにはいられない。
番組の中でも出てくるが,
「女性にも働いてほしいから,働くための障害を取り除く」
「教育は良質の投資→教育費は大学も全て無料」
政策に意志を感じるとはまさにこのこと。
国民がこうなった方がよいからとビジョンが提示され,そのための政策が実行され,国民が納得して納税する。そして,国民が自ら決めた政治家に信頼を置く。この良いサイクルが循環している。
番組中に出てくる提言やレポート内容の中で,最も共感するのは「高い教育」ということ。
高いレベルで物事を考えられる人たち(国民全体)がいてこそ,長期ビジョンにたった議論ができるのだろう。
教育は投資。
さて,政治の季節。
よく,日本の街角レポートで「政治家には○○をきちんとやってもらいものだ」といったコメントを見るが,その意識を変えていく必要があるのだろう。
「○○をきちんとやれる政治家に投票するよ」という風に。
さらには「○○やれる政治家がいないから自分が出るよ」くらいまで。
不完全ながらも出ているマニフェストをよく読み,検討し,投票したいものだ。
日本の今後を決めるのは自分たちなのだ。政治家ではない。
(脱線:ボートマッチは便利)
スウェーデンの高いレベルのデザインはこうした高い意識の社会から自然ににじみ出るものと言ってもいいのかもしれない。
かっこいいスタイルを求めているだけではなく,理想の社会を作るためのツールとしての必然性から生まれてきたのだろうと感じる。
北欧には,これからの長い人生恐らく少なくとももう1回は行くだろうし,何回も行くかもしれない。いや,行きたい。
死に場所として選ぶのかもしれない。
もっと北欧の国々の社会のしくみについて学んでみたい。
少し前から,時間を見つけては松尾芭蕉の「おくのほそ道」を読んでいます。
日本のらしさを知るひとつの要素だと思って。
仙台では木ノ下,榴岡,薬師堂のあたりを歩いているのです。
身近な場所が,松尾芭蕉が通ったらしいこともわかり,急にその土地に重みを感じてみたり。
素朴な人とのやりとりが描写されていてほほえましかったり,俗っぽさも感じてみたり。
昔の風情を想像しながら旅気分に浸れます。
ここ数年,北欧の本をいろいろ買ったり借りたりして読んでいる。買った本もずいぶんとたまってきてちょっとした量になってきた。学級文庫くらいの量。北欧の社会性とか,デザインとかの波長が合う。
自分が行った町では,帯広,酒田,鶴岡,鎌倉,がこのあたりに近い波長を持っていると感じる。あと,行ったことはないけれど,予想では富山,金沢も近そうだ。有機的な人の輪があるというか,何とも言えない根本的な発想の豊かさを感じる。文化性の高さやチャレンジ精神旺盛なところだろうか。
それにしても我が家は本が多い。全体を見れば「文庫って言うレベルじゃねーぞ!」ってことになるんだろうなあ。
さて,また気合い入れて処分するかなあ。
まとまりのない話。
今日は,親知らずの奥歯が虫歯で大変なことになっていたので,意を決して東北大学歯学部で抜歯と縫合をしてもらっていました。真横に生えてしまっていて,近所の歯科では手に負えず,歯学部を紹介してもらいました。
歯を分割して抜く方法で,機械で砕きながら腕力でぐいぐいと抜いてもらいました。
何年生かわからないですが,実習生の不慣れなサポートも,先生の丁寧な指導が入っていました。
歯を抜かれながら先生と実習生の会話が
「君,縫合の○○先生の授業受けてたあの子か」
「はい,その節は・・・」
などと会話していました。
こっちは口をあんぐり開けて多分血もダラダラ状態の中で,患者を差し置いてそんな会話でしたが,大学らしくてほほえましいと思いました。
「ここは歯学部なんだ」と改めてそのとき思ったのでした。
なぜか常に患者の動線上に実習生らしき人がいて,移動する際に,その人たちをよけなければならないのですが,やはりその辺も医者の卵であると同時に,かつ,社会人の卵でもあるのだなあと思ってみたり。
麻酔の抜けきらない歯茎と,じわじわ出てきた痛みと,歯を抜かれたときの精神的な緊張であまり気分が優れないのですが,徐々に回復してきました。
同じような状態の歯がもう一本あるので,気が重いです。
しかしながら,彼ら彼女らも立派な医者になってほしいと願って,もう少し,身を預けてみることとします。

「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」
齊藤 正明【著】
毎日コミュニケーションズ
タイトルがキャッチーだけれど,マグロ船の40日間の乗船体験を通して筆者が感じ取った人と人のあり方,自分自身のありかたを記した深い内容になっている。
特に心に残ったのが,叱り方のくだりでした。
「あなたのように優秀で,ずっと働いてほしい人が,ここでミスしてしまうのは痛手だ」という相手の能力や存在を尊重する表現で相手を叱るということ。
実際は「一体何やっとんじゃ!せっかくうまくさばけるようになったお前がここでケガしよったら,みんなが困りよろうが!こんバカ!」という親方の怒声であるとのことですが,ここに相手を尊重するフレーズが多分に含まれています。
世の中には,いろんな人がいて短所も長所もある。短所も見ようによっては長所だ。(仕事が遅い=仕事が丁寧)
その短所を個人の価値観だけで執拗に攻めていては,言われた方も伸びずむしろ反感だけを持ちマイナスになってしまう。結果,互いの為にならない,と。
確かに。
創造的な考え方への示唆も多く,アイデア創出の為の読み物としても良い本だと思います。








